枕草子(まくらのそうし)
清少納言(せいしょうなごん)
秋は夕暮。
夕日のさして、
山のは、いと、近うなりたるに
からすの寝どころへ行くとて、
三つ四つ、二つ三つなど、
飛び急ぐさへあわれなり。
まいて、雁などの連ねたるが、
いと、小さく見ゆるは、いと、をかし。
日、入りはてて、風の音、虫の音など、
はた、いふべきにあらず。
八月の「萩に雁」
紅溜塗(べにためぬり)、ハ角茶器(はっかくちゃき)です。
「枕草子の秋は夕暮」を詠み、梅園さんの干菓子と八月の茶碗で一服しました。
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