「秋」と「まつむし」


(井上赳作詞、弘田竜太郎作曲)

ちんちろまつ虫、虫のこえ
庭のはたけで、なきました。

ぎんぎら葉の露、草の露
月のひかりが、ぬれました。

とろとろ燃える火、いろりの火
栗が爆(は)ぜます、匂います。

まつむし
(作詞、作曲不詳)

ちんちろりん、ちんちろりん
垣根の下に、まつむしが
かわいい声で、泣いている
ちんちろりん、ちんちろりん。

雨が上がると、猛暑です。

まだ「まつむし」に出合いません。

短に有るもので表現しました。

「ごめんなさいませ。」

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赤とんぼ

赤とんぼ

(三木露風作詞、山田耕筰作曲)
大正10年「樫の実」詞、後改作。昭和2年「童謡百曲集」曲。

夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは、いつの日か

山の畑の、桑の実を
小籠(こかご)に摘んだは、まぼろしか

夕焼小焼の、赤とんぼ
とまっているよ、竿の先。

我が家の庭で、トマトの竿に止まっている「赤とんぼ」です。

私が、中々撮れないのを気遣って、娘が撮ってくれました。

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枕草子(まくらのそうし)。秋は夕暮。

枕草子(まくらのそうし)
清少納言(せいしょうなごん)

秋は夕暮。
夕日のさして、
山のは、いと、近うなりたるに
からすの寝どころへ行くとて、
三つ四つ、二つ三つなど、
飛び急ぐさへあわれなり。
まいて、雁などの連ねたるが、
いと、小さく見ゆるは、いと、をかし。
日、入りはてて、風の音、虫の音など、
はた、いふべきにあらず。

八月の「萩に雁」
紅溜塗(べにためぬり)、ハ角茶器(はっかくちゃき)です。

「枕草子の秋は夕暮」を詠み、梅園さんの干菓子と八月の茶碗で一服しました。

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夕日(ゆうひ)

夕日(ゆうひ)
(葛原しげる作詞、室崎琴月作曲)

ぎんぎんぎらぎら、夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら、日が沈む
まっかっかっか、空の雲
みんなのお顔も、まっかっか
ぎんぎんぎらぎら、日は沈む。

ぎんぎんぎらぎら夕日が沈む
ぎんぎんぎらぎら、日は沈む
からすよお日を、追っかけて
まっかに染まって、舞ってこい
ぎんぎんぎらぎら、日は沈む。

大気汚染に悩みながらも、夕日が沈む頃の美しいこと。

カラスが宿へ帰る声を聴き「自然界の瞬間芸術」を、幼い子ども達へ観せた事を懐かしく思う今日この頃です。

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虫のこえ

虫のこえ
作詞、作曲者不詳

あれ松虫が、鳴いている
チンチロチンチロ、チンチロリン
あれ鈴虫も、鳴き出した
リンリンリンリン、リーンリン
秋の夜長を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ。

キリキリキリキリ、きりぎりす
ガチャガチャガチャガチャ、くつわ虫
あとから馬おい、おいついて
チョンチョンチョンチョン、スイッチョン
秋の夜長を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ。

明治43年「尋常小学読本唱歌」
「きりぎりす」は昭和7年「新訂尋常唱歌」で「こおろぎや」と改訂されました。

バス停で背中に傷を負った可愛い虫がいました。

「可哀相に、どうしたの」と言葉かけをしましたら、私の洋服に飛んで来ました。

暫く、「そーっとしておいて、」後、「大丈夫、元気だしてネ」と言って、柔かい草の中へ放ちました。

秋の夜長に綺麗な声で、私達を和ませてくれることでしょう。

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