ペチカ

ペチカ

(北原白秋作詞、山田耕筰作曲)

雪の降る夜は楽しいペチカ。
ペチカ燃えろよ。お話ししましょ。
昔むかしよ。燃えろよ、ペチカ。

雪の降る夜は楽しいペチカ。
ペチカ燃えろよ。おもては寒い。
栗や栗やと呼びます。ペチカ。

雪の降る夜は楽しいペチカ。
ペチカ燃えろよ。ぢき春来ます。
いまに楊(やなぎ)も萌えましよ。ペチカ。

雪の降る夜は楽しいペチカ。
ペチカ燃えろよ。誰だか来ます
お客様でしよ。うれしいペチカ。

雪の降る夜は楽しいペチカ。
ペチカ燃えろよ。お話ししましよ。
火の粉パチパチ、撥ねろよ、ペチカ。

久し振りに、柳川藩主立花邸「御花(おはな)」と白秋生家を訪ねました。

御花の暖炉は、西洋館建ての一階と二階の同じ南位置に造られていました。

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中から見た2階の暖炉です。

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ペチカはレンガでできた暖炉で、この曲は大正13年に出された「満州唱歌集」に入っていたそうです。 ペチカは、寒い満州で冬を過ごす子供達のために作られた曲のようです。