(杉山米子作詞、小松耕輔作曲)

雨が雨が、降っている
聴いてごらんよ、音がする
ぴちぴち、ばしゃばしゃ音がする
ほーらお池に、降っている
金魚は、どうしているかしら。

雨が雨が、降っている
聴いてごらんよ、音がする
ぽつぽつぽつぽつ、音がする
ほーらやつでに、降っている
晴れたら、葉っぱが光るだろ。

今年も庭の花菖蒲が咲きました。

肥後系の「紫衣の雪(しいのゆき)」です。

小雨の中の初咲を、仏様に供えてから、掛け花屏風の古里籠に活けました。

梅雨期に咲く優しい花です。

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(北原白秋作詞、弘田龍太郎作曲)

雨がふります。雨がふる。
遊びにゆきたし、傘はなし、
紅緒(べにお)の木履(かっこ)も緒(お)が切れた。

雨がふります。雨がふる。
いやでもお家(うち)で遊びましょう、
千代紙折りましょう、たたみましょう。

雨がふります、雨がふる。
けんけん小雉子(こきじ)が今啼いた、
小雉子(こきじ)も寒かろ、寂しかろ。

雨がふります。雨がふる。
お人形寝かせどまだ止まぬ。
お線香花火もみな焚いた。

雨がふります、雨がふる。
昼もふるふる。夜もふる。
雨がふります。雨がふる。

昨日は、午後から雨が降りました。

外出して帰る途中、ご近所で雨に濡れた、紫陽花の花が綺麗でした。

ニュースで梅雨入り宣言を聞きました。

床の軸は「香を焚いて、雨を聴く」です。

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