最後の手料理

9月の最終日にお客様がありました。

私が園長をしていた頃から保育園に勤めていた2人の保母さんです。

1人が退職したので、私に会いたいと言うことでした。

私も八十歳になりました。

これが最後のおもてなしです。

数日かけて準備しました。

器類も戸棚から出して洗い、縁側に干して綺麗に乾かしました。

当日の台所の様子です。

鮭のホイル焼きです。

ホイルの上に、旬の野菜を重ねて置きました。 鮭を乗せる前に。バター、甘酒、味噌を隠し味として野菜の上に置きました。 鮭の上にはカボスを乗せてから蒸し焼きにしました。

今回は縁側に応接台を出して、お料理をセットしました。

左側の小鉢は大根と人参、こんにゃくと油揚の煮物です。
その右横は、夫々に味付けした蓮根、牛蒡、茄子の針生姜煮浸しです。
右端は私の十八番の豆腐ハンバーグ。 「絶品!」と2人とも喜ばれました。

ゴーヤ味噌、冬瓜の葛掛け、鶏肉の蒸し焼きに生野菜添えも喜ばれました。

綺麗に揃えたもやしは小松菜と一緒に茹でて、粗挽きピーナツと柚子を搾り、和えました。

最後は味噌汁と御飯。 4ヶ月ぶりのお袋の味に満足の様子でした。

残った料理は、お土産に持ち帰ってもらいました。

惣菜も酢の物もすっかり片付いたので、その日の内に我が家用に作りました。

心豊かな好日でした。

 

最後の手料理」への1件のフィードバック

  1. 武田シズカ様

    お元気でいらっしゃいますか?
    直近には、お茶をありがとうございました。
    私も少し落ち着いてまいりました。
    簡単なメッセージを御礼までに。

    玉置豊美

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