冬来たりなば春遠からじ

松の内が過ぎました

伊勢から届いた干支守りの写真を正月3日に投稿して、2時間程したらグラっと大きな揺れが来ました。

新年早々ビックリしました。

毎日年賀状の返事を書いています。

日曜日も郵便局まで年賀状を出しに行きました。

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ホーちゃん、どうもありがとう!

我が家の庭の竹林の前に群生するどくだみ(ジュウヤク)です。

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ドクダミは、昔から生薬煎剤(利尿、緩下薬)として利用されています。
西洋医学の薬に弱い私は、煎じて皮膚に塗布しています。

幼い頃に身体の弱かった私は、母から自然の薬草で育てられました。
その経験を元に、蓬(よもぎ)、どくだみ、ガジュツ等を活かしています。

親友のルミ子さんの愛犬「穂高」は、時折、散歩の時に草を食べて、自分の身体を整えています。
自然の薬草を使って健康管理をしているホーちゃんは、可愛い小さな知恵者です。
ワンちゃんからも学んでいます。

ホーちゃん、どうもありがとう。

言うは易く、行なうは難し。

明治生まれの母の教えは、古き良き時代の思い出です。
幼少時代には、母から、格言や、諺、論語等で諭されました。

論より証拠。
義を見て為さざるは、言うなきなり。
人の振り見て、我が振り直せ。

その時ときに合った言葉で躾られました。

家の中で大声をだせば、

大人し、音無し(おとなし)。

と一声、二声かけられて、後は無言。
小さい声でしたが、幼い心に響きました。

襖や戸の開閉も「音無し(おとなし)、大人し。」で、玄関先での足音も静かでした。

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但し、朝の挨拶から始まる大切な挨拶の言葉は、

「ハッキリと伝えるように。」

と躾られました。

雨の日の歩き方も

「踵(かかと)から歩きなさい。」

と嗜められ、

「履物はキチンと揃えて上がりなさい」と言われました。

我が家は今でもゼンマイ仕掛けの振り子時計です。
「チクタク」という音に気付かれた来客が、驚かれます。

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時代錯誤かも知れませんが、私は古い人間です。
我が家の振り子時計よりも、年上です。

言うは易く行うは難し。

70を過ぎても本当にその通りだと思います。

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久留米の木鶏クラブに参加して

昨日は久留米の
木鶏(もっけい)クラブの月例会に出席しました。
月刊「致知」の読者の会です。

人間学を学ぶ月刊誌
「致知」の読者になって、二十年以上になります。

前回の伊勢神宮の式年遷宮の前に、
当時の修養団伊勢道場長の中山靖雄先生から
贈っていただいたのがきっかけでした。

その後、八女出身の歴史小説家で、今は亡き小島直記先生の
「福沢山脈」の講座を受ける機会があり、
それが切っ掛けで、色々な方々とのご縁が深まりました。

私をここまで育てて頂きましたが、想い出の一つは、
故小島直記先生の傘寿のお祝いに
杣の里に記念碑が建立された折に、
ご夫妻と一緒に記念碑の前で撮って頂いた写真です。

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碑文には

「文字で心を洗い、心の鑿(のみ)で顔を彫る」

とあります。

二十年経った今も、初心者マークの私です。

十一月、最終号の冊子は三冊です。

十一月の冊子ができました。

論語、方丈記、諺(いろは順)です。

最終号ですので、挨拶文を添えました。
(抜粋します。)

こども達の為にと思って、
一年間楽しく遊び心で、冊子作りをいたしました。

鴨長明によって書かれた随筆ー方丈記ーから、
今年はちょうど、八百年の節目と云われています。

美しい文章書かれている名作の古典文学で、
冊子作りも終了させて頂きます。

五月から、娘裕子の手助けを得て、
写真を添えて「シズカおばあちゃまのお部屋」に
記事を投稿してきました。

ようやく目標の百記事に到達致しましたので、
こちらも今年迄と致します。

この秋は茶道と百人一首に専念したいと思っております。

季節の変り目です。

皆様どうぞご自愛の上、ご精励下さいますよう、
お祈り申し上げます。

有り難うございました。

2012年10月、

久福木庵の浦にて

武田シズカ。

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