十一月、最終号の冊子は三冊です。

十一月の冊子ができました。

論語、方丈記、諺(いろは順)です。

最終号ですので、挨拶文を添えました。
(抜粋します。)

こども達の為にと思って、
一年間楽しく遊び心で、冊子作りをいたしました。

鴨長明によって書かれた随筆ー方丈記ーから、
今年はちょうど、八百年の節目と云われています。

美しい文章書かれている名作の古典文学で、
冊子作りも終了させて頂きます。

五月から、娘裕子の手助けを得て、
写真を添えて「シズカおばあちゃまのお部屋」に
記事を投稿してきました。

ようやく目標の百記事に到達致しましたので、
こちらも今年迄と致します。

この秋は茶道と百人一首に専念したいと思っております。

季節の変り目です。

皆様どうぞご自愛の上、ご精励下さいますよう、
お祈り申し上げます。

有り難うございました。

2012年10月、

久福木庵の浦にて

武田シズカ。

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十月の冊子は三冊です。

先月は、10月の為に3冊の冊子をつくりました。

"2012年10月の冊子"

一冊は論語で、十月のテーマは、

われは一以って之を貫く。

2冊目は松尾芭蕉の「奥の細道」です。

3冊目は、古今和歌集と新古今和歌集、
後白河天皇の「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」、
そして、中江藤樹(なかえとうじゅ)の「父母の恩徳」です。

古今和歌集は、
紀貫之(きのつらゆき)、
在原業平(ありわらのなりひら)、
小野小町(おののこまち)、
僧正遍照(そうじょうへんじょう)、
藤原俊行(ふじわらのとしゆき)にしました。

新古今和歌集は、
後鳥羽院(ごとばいん)、
藤原俊成(ふじわらのとしなり)、
藤原定家(ふじわらのさだいえ)、
寂蓮法師(じゃくれんほうし)、
西行法師(さいぎょうほうし)、
藤原定家(ふじわらのさだいえ)を選びました。

一年間続けた小冊子も、十一号でおしまいです。
楽しく遊び、手作りを楽しませて頂きました。

九月の冊子は「論語」と「俳句」

毎月、二種類の冊子を作っています。
九月の冊子ができました。

一冊は論語です。
御歳九十七歳の伊与田覺先生の「論語」の九月から、

「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。」

の中から数章を選びました。

表題は「剛毅木訥、仁に近し。(子路第十三)」としました。

もう一冊は、早口、付け足し言葉と俳句です。
先日、国立博物館で巻物を鑑賞した、俳人であり、絵師でもあった
与謝蕪村の俳句の春、夏、秋、冬の八句を入れました。

冊子を作った後で、間違いに気がつきました。

「論語」の中の、

剛毅木訥の剛毅の毅(き)の字が誤っていました。

スミマセン。

「論語読みの論語知らず。」は、こんなところに表れますね。

「論語」は、二年前に、
伊与田覺先生の直弟子だった伊勢の中山靖雄先生へ
毎月、読みあげてCD作製して送りましたものです。

ももちゃんの「子日わくがいい。」という言葉に啓発されて、
論語も二回目の学びですが、中々上手くいきません。

早口言葉や付け足し言葉は、発声や発音の練習に良く、
小さい時から馴染んでおくと役に立ちます。

何事も楽しんで繰り返して行くうちに、
面白くなり、要領が分かり楽しめます。

皆さんと一緒に愉しんでくださいませ。

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ももちゃん、ありがとう

5歳児のももちゃんは、卒園生の子どもさんです。
ももちやんが3歳の頃から親しくさせていただいています。
お母さんの時からすると、親子三代のおつきあいになります。

ことば遊びのCDや、
諺、俳句、物語の手作りの小冊子などを送るうちに、

論語がいい。

と言ったので、

論語って、何のこと?

と尋ねると、

子日わく、

とはっきり答えたので、びっくりしました。

それから論語を少しずつ書いて、
「語り継ぐ日本のことば」と合わせて送っています。

その利発さに圧倒されて、教えられる事の多い私です。

ももちゃん、どうもありがとう。

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致知出版の本から仮名大学と論語百章をご紹介します。

少し難しいと思われるかも知れませんが、
致知出版の本の中から2冊紹介します。

仮名大学 と 論語百章

です。

幼児期に少しずつ耳から入れてあげると、
漢字仮名交じり文を読む楽しさを覚えた頃になると、
どんどん読めるようになります。

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ヤフーブログからお引っ越しした記事です。
投稿日はそのままです。

2冊とも、アマゾンからお求めになれる本です。

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