六月の玄関床を設えました。
お軸は鳥声砕(ちょうせいくだく)。
京都建仁寺派管長、小堀泰巌老師の筆です。
大意は、
涼しい風が賑やかな小鳥達の声を運んでくる。
生き生きとした命の歓び告げる妙境。
一双の額皿は竹と雀(唐津焼)です。
今は亡き夫が、唐津へ単身赴任した際に、親しくしていただいたお茶の水窯に頼んで作ってくれました。
我が家の庭先の借景は竹林です。
私が陶芸品が好きだったので、作ってくれました。
額皿の絵は雀ですが、今は時鳥の鳴き声が聞こえます。
梅雨期に入りました。
皆様、どうぞご自愛ください。