武居俊彦先生の思い出の萩のかいらぎ

一楽、二萩、三唐津と言いますが、
私の好きな萩焼の茶碗があります。

山口県出身の音楽家、武末俊彦先生は、元医師で、
長年、全音で子供達の音楽指導をなさっていました。

武居先生とは、私が先生が教鞭をとられていた福岡教員養成所の
卒業生でありました関係で、保育園へ職員や、児童へ
二十年以上、毎月、音楽の指導に講師として来て頂きました。

武居先生は、多芸多才な方で、
ご自宅に窯を持ち、萩焼を趣味となさっていました。

昭和五十五年からは、
保育園でお茶ごっこを本格的にしていましたので、
先生の手捻りの作品を戴く事も多く、
手元には先生の思い出の作品が遺っています。

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左の作品は先生の手捻りです。
右の白いかいらぎは、
唐津焼の梅花皮(かいらぎ)茶腕に魅せられた私の話を聴いて、
先生がわざわざ作ってくださった思い出の一品です。

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