私のおもてなし法

毎月十三日は亡くなった主人の命日です。

お寺様からお昼頃にお詣りに来て下さるのを
お待ちしています。

寒い日も、暑い日も、バイクで見えるので、
お経が済んでから、四季折々の有る物で
軽くおもてなししています。

久福木の山の中は、市街地に比べると
気温が2、3度低いので、
今月は、旬の野菜を使って
具沢山の味噌汁を作りました。

大根、人参、白葱、じゃが芋、
南瓜、生椎茸、白菜、豆腐、生姜。
大根餅に使った擦り大根の絞り汁に
あご出しも少し入れました。

自然の物を活かしながら
美味しく戴く工夫をしています。

故青木コハキを九十六歳まで、
山の中で介護、看病した知恵が働きます。

器選びも楽しみの一つです。
大根餅は木皿、汁物は根来(ねごろ)の器、
戴き物のカリカリ梅紫蘇ひじきは小鉢に、
お茶は秋田産民芸の茶托にかば桜の湯呑、
箸置きは有明海のムツゴロウにしました。

この山の中まで、わざわざお越し下さるお客様に
喜んでいただけるのが、何よりの喜びです。

沢山作って、独り暮らしの方へも
お福分けしています。

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