毎月25日は天神様の日です。
今月の25日は、初めて娘と一緒に太宰府天満宮に参拝しました。
西鉄二日市駅から太宰府駅迄は、西鉄観光列車「旅人」でした。
「旅人」に乗るのは、今回が初めてです。
太宰府天満宮も、海外からの観光客が増えました。 私達の乗った4号車でも、矢羽根模様を背景に、
太宰府天満宮では本殿で祝詞が上がっていました。
本殿で舞う巫女さんの姿やテント内に整然と座って式に参列される法被姿の氏子さん達の姿を初めて見ました。
参拝を済ませて、菖蒲池を少し観てから、表参道に戻りました。
天神様の日は、よもぎ餅の梅ヶ枝餅があります。
お土産の梅ヶ枝餅を買ってから、風見鶏と言うコーヒー屋さんで食事をしました。
古い旅籠を改築した店内では柳川出身の詩人北原白秋の懐かしいメロディーが流れていました。
「この道」や「待ちぼうけ」のオルゴールは初めて聴きました。
ふわふわ玉子のミックスサンドも美味しくて、人混みに酔った疲れが取れました。
元気が出たところで、菓子処の梅園さんに立寄りました。
先月の天神様の日は娘が参拝しました。 帰りに梅園さんに寄って季節の干菓子を求めて、私のお土産にしてくれました。 その際に、私へのお土産にと、女将さんから山法師を一枝頂いていたので、今回、初めてお逢いしてお礼を言いました。
梅園さんの喫茶去(きっさこ)は美事です。
店内でお茶と水羊羹を戴きました。
床のお軸は「清風在竹林」でした。
一輪挿しには、珍しい木槿(むくげ)の花が生けてありました。
真障院木槿(しんしよういんむくげ)の一番花だと教えて下さいました。
毎月25日の天神様の日には太宰府ではお茶会が催されているようで、今月の薯蕷饅頭を目ざとく見つけた娘が一箱求めていました。
店内はお茶人への心配りが此処に溢れていました。 限られた時間でしたが、梅園さんから、日本古来の文化とお茶道の精神を学ばせていただきました。 是好日に心身を清められ、帰途に就きました。
帰宅後、千鳥の焼印の入った薯蕷饅頭をいただきながら、庭を眺めて一服しました。
一足早く七夕様のお干菓子も求める事ができました。
天神様の好日でした。