二年前の五月に、
百人一首の講座を受けました。
現役時代には、古典文学に親しむ時間がなく、
「書道百人一首」は本棚の中のものでした。
退職後は、卒園生や長い間お世話になった方々へ
論語や詩歌の冊子やCDを作って送りましたが、
それと並行して取り組んだのが百人一首の朗読でした。
「書道百人一首」は大意の表現が好きで、
何時読みあげても心地良く感じます。
朗読では、イントネーションやアクセント
に心を配っています。
「読書百遍、意、自ずから通ず。」
と言われますが、
二百回読んでも思うようにはいきません。
百人一首は自己流で詠じていますが、
運動をして身体を整えないと声に響きが出ません。
毎日、料理、洗濯、掃除、庭の手入れ、
それに無理のない少しの運動を心がけています。
庭を眺めて、四季折々のもので、お茶一服。
心身のバランスを取りながら、
気負いしないで、出来るだけ早く
百首読み上げたいと思っています。