「墨場必携」閑適類十二字より

昭和四十年に、
書家の村上史山先生が書いて下さった色紙の額です。

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情を宇宙の外に放(欲しいまま)にし、
足を懐抱の中に息わん。

この世の外に情を欲しいままにするから、
俗事に拘泥せぬ。

名利の場に足をふみ入れることは要しない。

心の中で休ませる。

明治生まれの人達の学問の深さが偲ばれます。

親子で先生宅に伺って、書道の手ほどきを受けていた頃を
懐かしく思う夕方です。

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