柿とざくろに故人を偲ぶ

秋が来る前に玄関に飾る柿とザクロの絵は、
故家永勝之亮先生の作品です。

"家永勝之亮先生の柿"

”家永勝之亮先生のザクロ”

二科会会友の指導的存在が東郷青児氏だった頃、
大牟田市にいらした家永勝之亮画伯は、
自然を描き、感性の鋭い洞察力に秀でた先見性のある方でした。

家永先生が昭和50年頃に描かれた「文明苦」は百号の大作で、
今日を私達が抱える苦悩を見通した作品で、二科会の受賞作でした。

その頃に、

大牟田に先生の絵を後年まで残して置きたい。

と思いお願いして、沢山描いて頂きました。

百号の絵は、阿蘇放牧、滝の流れる裏阿蘇、
延命公園上から視た大牟田工場等がありますが、
家永勝之亮画伯の絵を知る人も少ない時代になりました。

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