七十五の夏

七十五歳の夏です。
後期高齢者医療制度のお知らせが届きました。

退職後は一年に一度、内科で健康診断を受診しています。
今年も、「別に異常無し。」でした。

歯科、眼科、耳鼻科の健診を受ける程度です。
日頃から、自分で料理、洗濯、掃除、庭の手入れをしています。
良い運動と思いながら、自己管理に努めています。

七十五歳の思い出に、躑躅(つつじ)の剪定に挑戦してみました。
近くに一人暮らしの兄宅の庭の手入れです。

我が家の庭の二倍以上の広さです。
初めは躊躇(ちゅうちょ)しましたが、やり出したら面白くなりました。
私なりに予定を立てて、どうにかやり遂げました。

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腰を痛めてヘルパーさんのお世話になっている兄が、気の毒そうに見守っていました。
これまでの恩返しと、自己への挑戦と、七十五歳の思い出になりました。

道具の大切さを学ばせてもらいました。
数えてみたら、兄の庭には躑躅が五十本ほどありました。
剪定鋏(せんていばさみ)の切れの良さに助けられました。

兄宅の庭の手入れの後、勝秀さんに剪定鋏を研いでもらいました。
夫亡き後、私専用となった剪定鋏に愛着心を持ちました。

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猛暑続きの夏です。
我が家の庭は、再び雑草が茂り始めていました。
お盆迄に、草取りと土手の茅葺払いを済ませました。
強い日差しに照りつけられた茅葺の薫りに満足しました。

時時温泉へ行って、体調を整えながら過ごしています。
お茶道のお陰で、何事も愉しむ事が出来て有難いと思う夏です。

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