2020年東京五輪開催決定と神宮式年遷宮の秋

今日は重陽の節句です。
陽数(奇数)を二つ重ねた五節句の中で、最後の節句です。

「九月九日の栗ご飯。」

と言っていた、亡き母を思い出します。

昨日はおめでたいことが重なりました。

朝一番に、2020年東京五輪開催決定のニュースがありました。
そして、伊勢からは第六十二回神宮式年遷宮記念のお品が届きました。

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平成十七年五月の山口祭に始まった第六十二回神宮式年遷宮の諸祭や諸行事。
すべて着々と進められて、8年目の今年の秋はいよいよ遷御の儀を迎えます。
オリンピックの招致活動も、今年が8年目。
どちらも末広がりのおめでたい数です。

遷御の儀に先立って、先日、正宮の城内に敷き詰められる「お白石」を奉献する「お白石持
行事」が行われたそうです。

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伊勢の「稲穂の会」会長(前伊勢道場長の奥様)から、「お白石奉献」に使用する奉献車を三十分の一に縮尺したものと、伊勢音頭のメロディをオルゴールに収めて製作されたものが贈られて来ました。

2020年夏季五輪開催地が東京に決定しました。
日本の復興を願う皆んなの心が一つになって起こった奇跡ではないかと思えました。

千三百年余りに亘って、日本の心を伝承してきた伊勢神宮の式年遷宮。
見えないものを大切にして、自然と調和して生きてきた日本人の魂を観た思いがした日曜日でした。

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