厳しい冬でした。三寒四温も例にない厳しさでした。
寒さも漸く緩んだ三月の末に、知り合いのご夫妻が採りたての春の味覚を届けて下さいました。
幼い頃に母が作ってくれた懐かしい味を思い出し乍ら、私も季節の素材を活かして田舎料理を作ってみました。
つくしのお浸しです。
筍とわけぎの酢味噌和え
わけぎのいぼじょまげ
蕗の煮物
ご近所さんから頂いた蕗のとうで娘が作った珍味です。
我が家の定番の常備菜もつくりました。
切り干し大根の煮物です。
なます
化学調味料は使わずに、昆布、鰹や椎茸等、昔ながらの素材を使って薄味に仕上げました。
四月の初めに娘の旧友がやって来て、私の田舎料理に舌鼓をうってくれました。
庭のチューリップを愛でながら縁側で一服。
漸く春が来たと思った四月です。