来年は二十年に一度の式年遷宮祭の年です。
その準備に当たり、
今年は祭主代理となられました黒田清子様(天皇陛下の御嬢さま)が
伊勢神宮を参拝なさいました。
その時の清子様のお写真と、
天皇皇后陛下のお写真が届きました。
写真を拝見して、直ぐに聖徳太子の
「和を以て貴しとなす。」
という言葉が思い浮かびました。
日本国の象徴である天皇家の風格、品性、品格の美しい姿は
一朝、一夕には出来ないものです。
天皇家に代々継承された、
その風格に感じ入りながら、しばし見とれてしまいました。
日本は静の文化をもった、品性、品格を重んじる民族ですよ。
と力説された、故大場善一先生の声が心に響いてきました。
毎年、年末には、
神宮干支守を中山靖雄先生から送っていただいています。
平成二十四年壬辰歳「みずのえたつとし」の一刀彫は
神宮林の楠材を用いて謹刻されたもので、
皆様の平安と御多幸をお祈りしたお守りです。
見えないところで見守られている私たちなのですね。