陽春の彩りは源吉兆庵の春菜花

弥生三月。
日差しも明るくなったので、
今日は縁側で一服しました。

主菓子は宗家「源吉兆庵」の春菜花。
先月、九十三歳の伯母上から頂いた
真心のこもったお菓子 です。

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菜の花色の源吉兆庵の包みには、
こんな言葉が添えられていました。

暖かい光が心地よく、
穏やかな風がそっと頬を撫でる、うららかな春。

ひらひらと舞う蝶を追いかければ、
辺り一面を彩る菜の花畑。

春のひとときをイメージし、
柔らかい求肥で、上品な甘さの黄味あんを包み、
二色のカステラそぼろをまぶした
ふんわりと優しい甘さのお菓子をおつくりしました。

日本の優雅な文化を想います。
老舗の心意気が伝わってくる銘菓でした。

三月の茶碗は能楽十二曲から「西王母」です。

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百人一首の朗読を指導してくださる先生は
茶道もなさるので、春菜花を一竿お福分けしました。

やはり茶道をなさるお嬢様様がお喜びになったようで、
先生からのお礼状は陽春を思わせる綺麗な絵葉書でした。

陽春の彩りは源吉兆庵の春菜花」への1件のフィードバック

  1. シズカ先生

    ブログからやわらかな春の訪れを感じ、とっても嬉しく思います(^-^)
    今日は熊本へ息子たちのサッカーの試合に行きました。

    なんと!!うちのチームでは、みどり保育園の卒園生の男の子たちが10人近く頑張っています。

    だからどの学年の試合を見ても、幼い頃から知っているかわいいみどりの子供達なので、親たちの応援も力が入ります!(笑)

    あたたかな日差しの中、きらきらと子供たちの汗が光っていました。

    こうやって元気に走り回る子供たちと過ごせる。この今、この一瞬に幸せを感じました。
    勝ち負けは私にとっては二の次です。

    13日は茶話会です。
    涙・・涙・・・でしょう。
    卒園まであと1月。

    早く起きて、早く保育園でお友達と遊びたい。最後だから。
    そう言って昇汰も頑張って早起きしています(笑)

    先生、いつもありがとうございます!
    感謝!感謝!です。

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