六月の茶碗

六月の茶碗は、能楽十二曲の内「鵜飼(うかい)」です。

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面白の有様や。底にも見ゆる篝火(かがりび)に。

驚く魚を追ひ廻し。潜き上げ抄ひ上げ。隙なく魚を食ふ時は。

罪も報いも。後の世も忘れ果てて面白や。

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「鵜使は、罪業の為め地獄に随る筈であったが、僧接待の功徳に依って極楽に送られる事になった。」と告げ、法華経の徳を讃える能楽であります。

日曜日、鵜飼の平茶碗で一服しました。

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菓子は登り鮎です。

梅雨期を愉しみ元気に過す工夫をしています。

六月の茶碗」への2件のフィードバック

  1. 武田様
    先日は、お届け頂き有り難うございました。早速聴いております。                   平安の世の緩やかな時が部屋に流れてとても素敵です!毎日毎日精神的にもドタバタ過ごしているような私に人生をちょっと振り返ってごらん!と遙かかなたの方々からお声がきこえてくるようです。あの時代の人たちも現代に生きる私たちと全く変わらない思いを持って生きておられたのですね。。。当たり前のことなのでしょうが、優雅な歌のなかにいろんな思いがひしひしと伝わります。
    お庭のお花とても綺麗です。いろんな写真を楽しませていただいています。             今日は、P?!なんとかの汚染は大丈夫でしょうか?梅雨の合間の青空・・・洗濯物外に干しました。
    それでは今日も健やかに過ごされますように~~感謝して   K.TEIKO

    • コメント、有り難うございました。十二日に漸く拝見しました。少しでも役に立てば幸いです。好きな事を沢山して愉しんでいます。返事の御無礼お詫び致します。梅雨の晴れ間が嬉しくて、今までの大気汚染が吹き飛びました。

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