立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花

牡丹の花は中国や日本では花王と称されています。
亡き祖母や義姉が愛好した花でした。

毎年、この時期になると、元、職員のご自宅の庭で
丹精込めて育てられた牡丹の花を沢山頂きました。
薫りが漂い、皆んなを幸せにしていました。

五月に義姉の三回忌を迎える兄の庭には、
故人が可愛がった牡丹がありました。
道行く人達も目を留めて、愛でていました。

今年も、兄の家の牡丹の花が美事に咲きました。

開花すれば、香気が漂い、
人々を幸せにする牡丹の花。

兄宅で、青磁の花入れに生けて
故人を偲びながら愛でました。

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