お昼寝しながら、お盆の準備

七月に入って、お客様が続きました。

一段落して、七月の平茶碗で一服しました。
源氏物語の「夕顔の巻」に因んだ「はしとみ」です。

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土用の丑の日は、頂き物のうなぎを完食しました。

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午前中から蝉の大合唱が聞こえてくるようになりました。
厳しい暑さが続いております。

涼しい朝の内に庭の手入れをしています。
昼間はしっかり昼寝をして、夏バテ防止に務めています。

これから仏器磨き等致して、お盆の準備に入ります。

皆様も、どうぞご自愛ください。

七月の茶器

七月の薄茶器は、女郎花(おみなえし)に鵲(かささぎ)です。

藤原定家「詠花鳥倭歌(えいかちょうわか)」による本歌から、

女郎花、

秋ならで、
誰もあひみぬ
女郎花
契りやおきし
星合の空

鵲、

長き夜に
はねを並ぶる
契とて
秋まちわたる
鵲のはし

花と鳥を詠んだ茶器です。

小倉百人一首の撰者として名高い藤原定家。
定家の「拾遺愚草」にある「詠花鳥倭歌」の二十四首のものだそうです。

古今の和歌に造詣の深かった井伊宗観が
十二月茶器の図柄を用いて、和歌の花鳥画を現したものとされています。

潤朱塗(うるみ、しゅぬり)の下張棗(したばりなつめ)です。

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海の日らしく涼し気に

今日は七月十五日。
海の日で連休最後の日です。

お盆の所も有ります。

虫たちも泣き、時折、曇がかかり涼風の山の中です。

昼食はソーメンでした。
レタス、玉葱、人参、トマト、辛味の効い擦り大根。
アクセントに頂き物の京都の佃煮、「ほたるこ」を乗せました。

来客の時は豚、鶏のしゃぶしゃぶ。生姜。茗荷。など使いますが、
旬の物を使って、さらりと短時間で作る工夫をしています。

夏の食器を今年は遅れて出しました。

私も後期高齢者。

自己管理をしながら、今を娯しむ工夫をしています。

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暑中お見舞い

暑中お見舞い申し上げます。

猛暑が続いています。

天が高くなりました。
雲の切れ間から、お日様がジリジリ照りつける日々ですが、
時折、鶯や時鳥、野鳥の声が澄み切って響き渡ります。

我が家は山の中です。
窓をみんな開けて、自然の風を通して生活しています。

今日、十三日は、夫の命日でした。

お寺様がお参りに見えて、

「今年は寺の境内で、未だに蝉がなきません。」

と話されました。

こちらでは、例年通りに6月30日に蝉が泣き始めました。

トンボも、例年より早く飛び始めました。

虫の鳴き声も聞こえますから、春夏秋が一日のうちに混在しています。

この猛暑の中、虫たちも、忙しい一日をおくっているようです。

例年ならば、
この時期のカマキリやナナフシはキレイな緑色なのですが、
このナナフシ君は、既に秋色をしています。

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猛暑の後は、一気に秋がやって来そうな勢いです。

田舎の生き物たちは、たくましく、この環境を生き抜いているようです。

長靴を履いて、藪茗荷を採ってきました。

夏に咲く白い花です。

皆様も、どうぞこの夏を無事にお過ごしくださいませ。

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旬野菜の彩カレー

十回コースの夏の体操教室(健美操)も今日で無事に終わり、
仲良し仲間五人と会食しました。

親友のルミ子さん姉妹の
トンチとユーモア溢れる言葉のやり取りに、
みんな爆笑。

「笑う門には福来たる。」

よくよくトンチが出るものだと感心しながらも、
涙が出てお腹が痛くなりました。

一人の方に車でルミ子さん宅迄送って頂いて、
そこでルミ子さんから牛蒡と庭先の花を頂きました。

そして、ルミ子さんから車で自宅迄送って頂いたので、
至れり尽くせりの友達に感謝感激の幸せの一日でした。

後期高齢者になってから、心を許せる優しい友ができました。
このような御縁を得た事は、最高の財産だと思います。

八月は久福木のわが家で会いましょう。

その前に旬野菜を下さいね。

そう約束して、友と分かれた暑い日でした。

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