屏風の中のツバメさん 投稿日時: 2013年5月23日 投稿者: shizuka 返信 毎年、この時期になると、台所でお炊事をしながら、ガラス窓越しに、電線に留まるツバメの姿を見て楽しんでいました。 毎年、5、6羽は電線に留まっていましたが、今年は一羽も見かけませんでした。 大気汚染で、空は真っ白。 甘木山の仏舎利塔も見えません。 こんな日は、玄関に飾った屏風絵の燕の姿に癒されます。 風にそよぐ笹竹と燕の姿に目を留めて、遠くで鳴く鶯やホトトギスの声を聴いています。 テッペンカケタカー! No related posts.
明け方のお月様 投稿日時: 2013年5月4日 投稿者: shizuka 返信 風薫る五月。 山滴る季節になりました。 先日のことです。 早朝、烏の響き渡る声に目が覚めて、 カーテンを開けると、暁の空に月が残っていました。 山から吹き降ろす朝霧の雲が次々と流れて木々を濡らし、 笹の葉に水玉が光っていました。 百人一首を思い出しました。 64首、 権中納言定頼(ごんちゅうなごん、さだより) 朝ぼらけ 宇治の川霧、(うぢのかはぎり) たえだえに あらはれわたる 瀬ぜの網代木。(せぜのあじろぎ) 30首 壬生忠岑(みぶのただみね) 有明の つれなく見えし 別れより 暁ばかり 憂きものはなし。 庭仕事をすると、喉が痛くなります。 今日も大気汚染が酷くありませんように。 No related posts.