喜寿のお祝い

何時も元気で、子どものような私です。

人との深い繋がりの中で暮らして来ました。

そんな私も今年は76歳です。

師走に入って、とうとう家族から

「喜寿の祝いをします。」と言われました。

「いつの間に年をとったのだろう。」

と思いましたが、素直に皆んなの言う事に従いました。

子どもや孫達に囲まれて、喜寿のお祝いをしてもらいました。

記念に、孫や家族の思い出が沢山詰まった写真のコラージュと、真心の籠った寄せ書きの色紙を戴きました。

これには感激して、思わず涙が溢れてしまいました。

「家族揃っての一期一会」

今年最後の日曜日は一つの節目の一日でした。

皆んな元気に、それぞれの道を歩んでゆくことでしょう。

皆様もどうぞお健やかに、良いお年をお迎えください。

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まほうつかいじじい

YouTubeに、「まほうつかいじじい」という
7分ほどのショートムービーがあります。

私の手元には、幼老共生という暮らし方
推進していらっしゃる碇(いかり)浩一先生からいただい
まほうつかいじじいのDVDがあります。

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ケースの裏には、碇先生のメッセージが書かれています。

子どもには、老人の存在が必要なのです。
幼と老がお互いに顔なじみになれる風通しの良い場で
ただ、共に居ること。 これが決定的に重要です。

そこから人々の豊かな人生がスタートします。
乳幼児に対する慈しみの心、
そして高齢者に対する敬愛、思いやりが
生活の基盤なのです。

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碇浩一先生のプロフィールです。

碇浩一先生は、昭和20年、旧満州奉天生まれ。
幼少の頃、結核やカリエスを発病した為に、
小中学校時代は殆ど病室で生活されたそうです。

11歳で腎臓を摘出。
その後、療育学校で出会った女性教師から励まされ、
自己流の勉強法で難関の学校へ合格されました。

九州大学医学部卒業後、 同精神医科学部教室講師、
福岡教育大学教授、同保健管理センター所長を務められました。

現在は、精神科医師としてご活躍です。
不登校の子ども達をシルクロードに連れて行って、
現地の子ども達と交流させる活動も長く続けられています。

これから、些細な事でも
その恩を人様にお返ししていきたい。

特にこれからの少子高齢化が進む中、
そのために幼老共生推進プロジェクトを立ち上げ、
子供と高齢者が生活を共有する仕組みづくりを
提唱しているところです。

人間というのは、
幼い子供と高齢者が一緒に生活しなければ、
子供はまっとうな人間にならないし、
高齢者も本当の人生の達成感、充実感は得られない。

先生の言葉には、実体験から来る重みが感じられます。p