喜寿のお祝い

何時も元気で、子どものような私です。

人との深い繋がりの中で暮らして来ました。

そんな私も今年は76歳です。

師走に入って、とうとう家族から

「喜寿の祝いをします。」と言われました。

「いつの間に年をとったのだろう。」

と思いましたが、素直に皆んなの言う事に従いました。

子どもや孫達に囲まれて、喜寿のお祝いをしてもらいました。

記念に、孫や家族の思い出が沢山詰まった写真のコラージュと、真心の籠った寄せ書きの色紙を戴きました。

これには感激して、思わず涙が溢れてしまいました。

「家族揃っての一期一会」

今年最後の日曜日は一つの節目の一日でした。

皆んな元気に、それぞれの道を歩んでゆくことでしょう。

皆様もどうぞお健やかに、良いお年をお迎えください。

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明日への希望

今日は天皇誕生日、今年最後の祝日でした。

2013年も残り僅かとなりました。

12月の玄関床です。

お軸は、臨済正宗、円覚南嶺、康岳師の「深雲古寺鐘( しんうんこじのかね)」です。

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大意:

深く立ちこめた雲の彼方から、梵鐘の音が朗々と響いてくる。
一年を顧みての様々な思いは、閑寂幽静(かんじゃくゆうせい)、
心を洗い、明日への希望が湧いて出る。

今年も皆様方の御厚意に支えられた一年でした。

本当に有り難うございました。

どうぞご自愛の上、良いお年をお迎えくださいませ。

冬の茶碗

小倉百人一首「四」

山部赤人(やまべのあかひと)

田子の浦に

うち出でてみれば

白妙の

富士の高嶺に

雪は降りつつ

世界遺産になった雄大な富士山。

平安時代から今日に至るまで、美しい姿を見せる日本の象徴。

「日本には優雅な文化がありますね。」

と褒めていただいた言葉を思い出しながら、百人一首の茶碗で一服しました。

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