これまでに児童へ伝えたものを詠みあげてCDを作成しました。
その中から更に選んで、子どもに無理無く取り組めるように、
筆ペンでゆっくり、優しく、懇切丁寧にをモットーに、
書き下して小冊子にしました。
卒園生のお母さん達に送ってみましたら、返事がきました。
お子さんが、一茶百句俳句の冊子をひろげて、
「お母さん、これ全部読むから聴いていてね。
もし全部読めたなら、 学校の本読みカードに何を読んだか書いてね。」
とニコニコしながら音読したそうです。
ひらがなで丁寧に書かれていた冊子を音読した後、
お子さんがゆっくり書き写していたそうです。
解り易く書かれた「はらう、はねる、とめる」を見て、
ゆっくり丁寧に書いていたそうです。
「何をするにしても、親が口をはさまなくても
お手本となるものが身近にあれば、子どもは自然に真似をする。」
と、そのお母さんは思われたそうです。
小冊子を送った私は、「教えることは、二度学ぶこと。」と思いました。