伊勢神宮の124回目の式年遷宮の年の二月一日に、
伊勢の中山靖雄先生から一冊の本が届きました。
修養団、元伊勢道場長だった先生の
初めての著作刊行本です。
タイトルは、すべては今のためにあったこと。
帯には本文からの抜粋で、
「いいふうに、生きよう。」と書かれています。
つらかった過去も
今を喜んで生きるための
根になっているのです。済んだことは
みんないいこと
これから起きることも
みんないいことそんなふうに思えたら
今の人生をすべてこのままで
やらせてもらうというだけになります
そうしたら、いいご縁がどんどん
湧いてくるのです。天がそれを起こされたのだから
「あっ、そうなんですか」
というだけのことです。
それを苦にするか、苦にしないかだけのことです。
中山靖雄先生は、
四十万人が涙した「伊勢の父」とも云われた方です。
中山先生の初の著作刊行は、
これまでに永い間「テレビ寺子屋」や、
全国を駆け巡り多くの方々へ講演された貴重な内容を
枝葉を落として、本質を残し、シンプルにまとめたものでした。
愛と汗の修養団。
お金や物では測れない、見えないものを大切にしてきた
日本人の生き方が文面から伝わってきました。
海竜社からの出版です。
皆様にも、ご紹介いたします。