私の兄の家も日本庭園です。
玄関先には蹲(つくばい)があります。
庭から冠木門を観た景色です。
勝手口も冠木門です。
子どもがいなかった兄夫婦は何時も庭の手入れをして、
道行くひとを心和ませていました。
義姉の亡き後は、
ヘルパーさんや家政婦さんの支援を受けています。
庭の手入れも済みました。
周りの大木や垣根の古い貝塚も切ってもらったので、
すっかり明るくなりました。
お彼岸が過ぎて、私も一息着きました。
我が家の庭は日本庭園です。
母方の祖父は立花の師匠でした。
子どもの頃は、母の里の花坪(坪庭)で遊びました。
庭は、子どもや孫達を大事に育てる所でした。
日本庭園が好きなのも、
子どもの頃の思い出が記憶に在るからでしょう。
我が家の庭を、四十年ほど前に作って下さった庭師さんも、
今は次の方へと代わり、庭の管理が難しい時代になりました。
手塩にかけて作って下さった我が家の庭には、
亡き先代が喜んでくれた思い出が刻まれています。
石畳には所々挽き臼が使われています。
冠木門は杉皮の屋根でした。
石灯路、竹細工の垣根、蹲の石も手の込んだ作りでした。
自然、人、物を大切に活かす事が好きな私の生き方です。