藤本敬八郎氏の作品展に寄せて

今は亡き青木コハキの縁戚にあたる
神戸在住の藤本敬八郎氏より
ご案内が届きました。

2013年4月6日から6月9日まで
神戸ゆかりの美術館で開催される

彫刻のまち神戸
新収蔵・藤本敬八郎氏の
雲水
神戸ゆかりの彫刻家たち

という企画展示のご案内でした。

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藤本氏がこれまでに制作された
多くのモニュメントや野外彫刻などの特別展を
傘寿の祝を兼ねて皆さんが企画されました由。

同封されていた作品集の中には、
1976年(昭和51年)に緑保育園の園庭に建立された
祖母、青木コハキの胸像が載っていました。

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戦前戦後とニ十三年間続いた「青木洋裁高等女学校」の
同窓生の方々の思い入れや、縁戚の協力で建立された胸像です。
その制作をお願いしたのが、祖母の縁戚にあたる藤本氏でした。

皆んな、皆んな、
明治生まれの凛とした故青木コハキの
慈愛深い人柄に恩恵を受けた人達でした。

人を大切にして、
人を育てる事の上手な、
懐の大きい人でしたから、
今、思えば、
友人、知人、教え子に至るまで
皆、祖母に近い思いの人達でした。

明治時代の女傑の姿を懐しく思い出しました。
亡き祖母や夫も喜んでいる事でしょう。