高村光太郎の道程

道程

僕の前に道はない

僕の後ろに道は出来る

ああ、自然よ

父よ

僕を一人立ちにさせた広大な父よ

僕から目を離さないで守る事をせよ

常に父の気魄を僕に充たせよ

この遠い道程のため

この遠い道程のため

就学前の六歳児の子どもと一緒に、
道程の言葉を読んでいきますと、
子供たちは自然に自信を持って表現します。

又、ステージの上で集団で発表させますと、
友だち同志の声を聴き、みんなに合わせて心から表現します。

自信を持った子供たちの、魂の訴えの気魄には
胸に迫るものがありました。

子どもは社会の一人であることを教えてくれました。