六月の茶碗 投稿日時: 2013年6月3日 投稿者: shizuka 2 六月の茶碗は、能楽十二曲の内「鵜飼(うかい)」です。 面白の有様や。底にも見ゆる篝火(かがりび)に。 驚く魚を追ひ廻し。潜き上げ抄ひ上げ。隙なく魚を食ふ時は。 罪も報いも。後の世も忘れ果てて面白や。 「鵜使は、罪業の為め地獄に随る筈であったが、僧接待の功徳に依って極楽に送られる事になった。」と告げ、法華経の徳を讃える能楽であります。 日曜日、鵜飼の平茶碗で一服しました。 菓子は登り鮎です。 梅雨期を愉しみ元気に過す工夫をしています。 No related posts.