芙蓉の花に故人を偲ぶ 投稿日時: 2012年9月29日 投稿者: shizuka 返信 仰ぎ見て 花も尊し 芙蓉峯。 大正時代に祖母の夫の青木昇氏が読んだ詩に、 二科会会友の家永勝之亮画伯が、祖母の話を聴いて、 色紙に画いて下さいました。 故青木昇氏は久留米藩の氏族の末裔で、 大正時代には、中国へ海関長として派遣されましたが、 現地でチフスに罹り、帰らぬ人となりました。 病床で日本への想いを詠んだ詩です。 芙蓉の花と芙蓉峯の異名を持つ富士山に象徴される美しい祖国へ 帰国したい故人の願望が込められています。 No related posts.