糸島産のヨーグルト

親友のルミ子さんから、糸島産の飲むヨーグルトをいただきました。
武田の故人達が大好きだった柳川の銘菓「越山餅(こっさんもち)」も一緒です。

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早速、仏様へお供えしました。

久し振りの越山餅です。
故人達もさぞかし柳川の思い出を語り会いお喜びの事でしょう。

最近は心を大切になさる方が見えて、心を温めて下さいます。

こんなに美味しいヨーグルトがあるの。

舌鼓を打ちながら、娘と一緒にいただきました。

越山餅も美味でした。

心もお腹も満足です。

我が家の庭の紫衣(しい)の雪

今年も庭の花菖蒲が咲きました。

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庭師さんが、「珍しい貴重な花なので。」

と言って植えて下さった花菖蒲です。

昨年、明治神宮御苑の菖蒲園で、娘が同じ花を見つけました。

「紫衣の雪(しいのゆき)」と言うそうです。

肥後系の優雅で上品な花菖蒲だとか。

庭師さんと、故人の想いの入った「紫衣の雪」。

大切に育てたいと思っています。

毎年、梅雨の時期に咲きます。

雨に打たれる前に、一番花は仏様へお供え致し、「花寄せ屏風」長手宗全花入。宗泰作。

に生けました。

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花入は、長手宗全(宗泰作)です。

控え目な優しさ

昨日で義姉が他界してから、ちょうど1年経ちました

近所に住む83歳の兄は腰を痛めていて、介護支援を受けながら一人暮らしです。
お坊さんには、一周忌ではなく普段通りの月参りをお願いしました。

供養に行って、戻って来たら、玄関の隅に、そーっと
涌き水で造ったつゆと缶入りクッキーが置いてありました。

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贈り主は直ぐ解りました。
お父さんの時からの縁者で、義理堅く心優しい男性です。
お味噌もわざわざ県外からのものを送ってくださいます。

早速、昨年の最終号の手造り冊子「方丈記」と、
今度、素読用に作った「実語教」の冊子を送りました。

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遺したいものは人それぞれでしょう。

お料理上手だった義理の姉を思い出した土曜日でした。

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かごめかごめの木目込み人形

写真の真多呂人形は昔の芸大出身の方が、
故青木コハキの叙勲のお祝いに作ってくださった物です。

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お人形の衣装はご自分の母上の着物の古布を使われています。

お人形さんは、一体、一体、
桐の木を削って、丁寧に作ってあります。

毎年、春になると、
「かごめかごめ」の木目込み人形を出して、
故人やゆかりのあった方々を思い出しています。

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藤本敬八郎氏の作品展に寄せて

今は亡き青木コハキの縁戚にあたる
神戸在住の藤本敬八郎氏より
ご案内が届きました。

2013年4月6日から6月9日まで
神戸ゆかりの美術館で開催される

彫刻のまち神戸
新収蔵・藤本敬八郎氏の
雲水
神戸ゆかりの彫刻家たち

という企画展示のご案内でした。

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藤本氏がこれまでに制作された
多くのモニュメントや野外彫刻などの特別展を
傘寿の祝を兼ねて皆さんが企画されました由。

同封されていた作品集の中には、
1976年(昭和51年)に緑保育園の園庭に建立された
祖母、青木コハキの胸像が載っていました。

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戦前戦後とニ十三年間続いた「青木洋裁高等女学校」の
同窓生の方々の思い入れや、縁戚の協力で建立された胸像です。
その制作をお願いしたのが、祖母の縁戚にあたる藤本氏でした。

皆んな、皆んな、
明治生まれの凛とした故青木コハキの
慈愛深い人柄に恩恵を受けた人達でした。

人を大切にして、
人を育てる事の上手な、
懐の大きい人でしたから、
今、思えば、
友人、知人、教え子に至るまで
皆、祖母に近い思いの人達でした。

明治時代の女傑の姿を懐しく思い出しました。
亡き祖母や夫も喜んでいる事でしょう。