糸島産のヨーグルト

親友のルミ子さんから、糸島産の飲むヨーグルトをいただきました。
武田の故人達が大好きだった柳川の銘菓「越山餅(こっさんもち)」も一緒です。

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早速、仏様へお供えしました。

久し振りの越山餅です。
故人達もさぞかし柳川の思い出を語り会いお喜びの事でしょう。

最近は心を大切になさる方が見えて、心を温めて下さいます。

こんなに美味しいヨーグルトがあるの。

舌鼓を打ちながら、娘と一緒にいただきました。

越山餅も美味でした。

心もお腹も満足です。

向こう三軒両隣

梅雨の晴れ間に梅の手入れをしていたら、近所の方が自宅で採れた金時豆とレタスを持って来て下さいました。

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ご近所さんは皆んな優しい方達ばかりです。
早速、金時豆を料理しました。

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他に別の方からも完熟トマトやピース等を頂きました。
私も頂き物の牛蒡等を差し上げました。

お互いにシニアで家族が少ない御近所さんばかりです。
旬の物を戴ける田舎暮らしを、大変有難く感じます。

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六月の薄茶器

六月の薄茶器は撫子(なでしこ)に鵜飼(うかい)の絵です。
塗りは摺(すり)漆塗。
形は金輪寺(きんりんじ)です。

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旧暦六月は「水無月」とも呼ばれ、夏の終りとも言われています。
鵜飼は華やかで、また、ものさびしい夏の風物詩でもあります。
塗の金輪寺の甲の中央に篝火が灯され、左手に芦の中から鵜舟が金蒔絵で描かれています。
右手には、やがて秋の訪れをつげる撫子がひっそり咲いています。
篝火(かがりび)に照らされた川面は溜色(ためいろ)に輝き、二羽の鵜が
黒漆で浮いています。

金輪寺(きんりんじ)は小形の経筒として作られたもので、後に茶器に転用されたと言われています。

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タヌキとカエルとカメの庭

我が家の庭には愉快な仲間達がいます。

夫が生きていた頃には、山からタヌキが降りてきて、夫の草履を綺麗に重ねてイタズラをしていました。

いたずら者が姿を見せなくなった今は、徳利を下げた信楽焼のタヌキが、大きなお腹を見せながら笑っています。 かれこれ20年ほど前に、大阪の甥が信楽に旅行した時のお土産に持ってきてくれました。

狸と並ぶようにして、空泉水の石の上には、八女の灯篭屋さんから戴いた苔むした蛙がちょこんと座っています。

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我が家の亀石も、すっかりお化けのようになりました。

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奥には裏千家お家元十五世(鵬雲斎、玄秀宗室)直筆の茶筅塚が有ります。

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何れも、思い出のある物ばかりです。

庭の手入れが好きなのも、思い出があるからでしょう。

梅雨期の十日、我流で躑躅(つつじ)と柘植(つげ)の剪定を済ませました。

急に暑くなったので、タヌキを見ながら、無理をせずに夏仕度です。

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老老介護と紫衣の雪

我が家の庭の「紫衣の雪」も毎日よく咲き、終い花となりました。

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昨日は、一緒に健美操(東洋医学を元に創られた運動)に参加している二人の友に、庭の花菖蒲を愉しんでもらいました。
十回コースの内六回目の運動を済ませて、その足で久福木へ来てもらいました。

我が家の応接間で、つねもりさんの和食弁当を開いてピクニック気分。
食後は、娘が前日焼いてくれたチョコレートケーキと、戴き物の季節の和菓子を
六月の茶碗でお抹茶を点てて、ユックリ召し上って戴きました。

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二人の友は、ご主人の介護と自宅の庭の手入れなどで疲れ切った様子でした。
帰りに、げんかんに飾っている健美操に参加している仲良し四人組の写真を見て、
少し元氣を取り戻された様子でした。

写真には、こんな言葉を添えてあったからです。

「老老介護しながらも、仲良し仲間、支え合えう」

また会う日を楽しみにして、二人ともお帰りになりました。

祖母や夫、義姉、縁者を看取り、天へ送った今は、
皆さんへのご恩返しの時期と思い、出来る範囲で支えています。

肥後系の紫衣の雪は、雨に弱い、薄い花びらの花菖蒲です。
暑い日も、雨の日も、毎日毎日元氣に咲いて、みんなを癒してくれました。

ホトトギスの声を聞きながら、庭の花菖蒲に感謝した初夏の一日です。

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