来年は二十年に一度の式年遷宮

来年は二十年に一度の式年遷宮祭の年です。

その準備に当たり、
今年は祭主代理となられました黒田清子様(天皇陛下の御嬢さま)が
伊勢神宮を参拝なさいました。

その時の清子様のお写真と、
天皇皇后陛下のお写真が届きました。

写真を拝見して、直ぐに聖徳太子の

「和を以て貴しとなす。」

という言葉が思い浮かびました。

日本国の象徴である天皇家の風格、品性、品格の美しい姿は
一朝、一夕には出来ないものです。

天皇家に代々継承された、
その風格に感じ入りながら、しばし見とれてしまいました。

日本は静の文化をもった、品性、品格を重んじる民族ですよ。

と力説された、故大場善一先生の声が心に響いてきました。

毎年、年末には、
神宮干支守を中山靖雄先生から送っていただいています。

平成二十四年壬辰歳「みずのえたつとし」の一刀彫は
神宮林の楠材を用いて謹刻されたもので、
皆様の平安と御多幸をお祈りしたお守りです。

見えないところで見守られている私たちなのですね。

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竹がーぜの和布(なごみぬの)

竹ガーゼの和布(なごみぬの)が、
先の修養団伊勢道場長であった中山靖雄先生の
奥様から送ってきました。

初めて手にする優しい感触の物で、
竹布の製作者の人柄が感じられました。

赤ちゃんから、病人、お年寄りの方を思いやり、
長年の研究によりできたお品だそうです。

闘病中の中山靖雄先生に持参された由。
それを、私にも頂きました。

良き人との出会いは本当に嬉しい。

と添えてあり、

この夏も元氣で過ごさせて頂き、有難く思っています。

とも書き添えてありました。

中山靖雄先生御夫妻とのご縁は、
二十年前の伊勢神宮の式年遷宮祭の前からでした。

来年は神殿の御神体を移す年。
式年遷宮、二十年に一度の年となっています。

中山靖雄先生と奥様の御健康を念じています。

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