秋が来る前に玄関に飾る柿とザクロの絵は、
故家永勝之亮先生の作品です。
二科会会友の指導的存在が東郷青児氏だった頃、
大牟田市にいらした家永勝之亮画伯は、
自然を描き、感性の鋭い洞察力に秀でた先見性のある方でした。
家永先生が昭和50年頃に描かれた「文明苦」は百号の大作で、
今日を私達が抱える苦悩を見通した作品で、二科会の受賞作でした。
秋が来る前に玄関に飾る柿とザクロの絵は、
故家永勝之亮先生の作品です。
二科会会友の指導的存在が東郷青児氏だった頃、
大牟田市にいらした家永勝之亮画伯は、
自然を描き、感性の鋭い洞察力に秀でた先見性のある方でした。
家永先生が昭和50年頃に描かれた「文明苦」は百号の大作で、
今日を私達が抱える苦悩を見通した作品で、二科会の受賞作でした。
我が家の庭は日本庭園です。
母方の祖父は立花の師匠でした。
子どもの頃は、母の里の花坪(坪庭)で遊びました。
庭は、子どもや孫達を大事に育てる所でした。
日本庭園が好きなのも、
子どもの頃の思い出が記憶に在るからでしょう。
我が家の庭を、四十年ほど前に作って下さった庭師さんも、
今は次の方へと代わり、庭の管理が難しい時代になりました。
手塩にかけて作って下さった我が家の庭には、
亡き先代が喜んでくれた思い出が刻まれています。
石畳には所々挽き臼が使われています。
冠木門は杉皮の屋根でした。
石灯路、竹細工の垣根、蹲の石も手の込んだ作りでした。
自然、人、物を大切に活かす事が好きな私の生き方です。